鉄道業界における貫通部の新しいシーリング方法

ダウンタイムの回避

都市、郊外、普通、高速、貨物、どんな種類の鉄道でも最優先事項は常に運用信頼性です。 ほんの少しの時間でも停止させるわけにはいきません。 鉄道車両を走らせ続けるために、電気、信号、通信システムの機器を確実に保護しなければなりません。そのためには、ケーブル、金属パイプ、プラスチックパイプやコンジットなどが建物に入る貫通部、シェルターやキャビネットへの差込口を正しく密閉することで、起こりうるリスクに対策をとる必要があります。 鉄道インフラで上手く仕事を収めている主任エンジニアたちは、Roxtecのシールを採用し、さらに標準化しています。  

様々な場所に使える汎用性

Roxtecの製品群には、変電所の外壁や床にある貫通部、さらには牽引動力、信号、通信のケーブルやパイプ周りを密閉する様々なシーリング製品があります。 シールは、キャビネット、接続箱、端子箱、および機器の筐体など広範囲で使用可能です。スペースを節約して配線、配管することを可能にし、様々なシーリング要件を満たすことができます。 

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考慮すべき潜在的コスト

鉄道業界では、分単位の運行停止が収益の損失を意味します。 例えば、ネズミがケーブルを切ってしまった場合、地下室やマンホール内に地下水が溜まってしまった場合などに、コストが発生しやすくなります。 鉄道会社と運営会社が恐れるのは、電車の遅れ以上に、発生しうる多くのコストです。 地下水位が高ければ、水をポンプで頻繁に汲み上げ、清掃作業が必要になります。また現場での作業要員、安全対策に関わるコストも発生することになります。 これらの作業をする場合は、さらに点検、第三者機関検査官による検査、リスク低減のための改善報告書作成などの事務処理にかかるコストも発生します。 まさに、「水が漏れると、収益が漏れ出す（When water leaks in, the revenue leaks out）。」詳しくは、シーリングの専門家であるハムシーニ・スブラマニアン（Hamsini Subramanian）が作成した資料「鉄道インフラで行うべき水害対策」をご一読ください。  

迅速で簡単な施工

Roxtecのシールなら、新規の施工も後日発生する再施工もどちらも行いやすく、作業時間を削減できます。 既設ケーブルの周りでもシールを取付けることが可能で、コネクタ付きケーブルも収めやすくできています。 コネクタを一度切断してから差込口を通して再接続する作業は不要なので、施工作業は素早く終えることができ、接続エラーのリスクもありません。 また、予備スペースを予め組込んであるので、完成間近での変更、機器のアップグレードや将来の増設時にも便利です。

もう一つの優れた特長はスペース効率の良さです。 1つの開口部を通して複数のケーブルやパイプを配線することができるので、ケーブルグランドのようにいくつも穴を開ける必要がありません。 Roxtecのコンパクトシールなら、狭い場所に密集状態でケーブルを配線しても管理ができます。

革新的な技術

作業の簡素化

テクノロジーの最前線に携わるには、安全かつ効率的でしっかり設計された解決策を提供するだけではなく、 よりスマートに働くことも大事です。 Roxtecをシール材のサプライヤーとして採用してください。世界中に拠点を構えるシーリングの専門家として、ソリューション、サービス、サポートのすべて提供するお客様のパートナーとなります。 Webベースの設計ツール、設計サポート、スマートロジスティクス、さらには現場スタッフへの施工研修も提供しているので、ぜひご利用ください。 鉄道業界のエンジニアからは、Roxtecと一緒なら考えうる問題をどれも解決できる安心感を得られる点でご評価いただいています。

特殊なニーズに合わせたカスタマイズシール 

私たちの専門知識は、鉄道業界のお客様のニーズと要件を完全に満たすシーリングソリューションを日々開発することで、築き上げられました。 もしシーリングに関する課題をお持ちでしたら、私たちの研究開発チームが解決のお手伝いをします。 すでに試験と認証取得の手順は確立されているので、認証されたカスタマイズソリューションも難なく入手することが可能です。

世界中で使われている私たちのシール製品にご興味をお持ちいただけましたか？試作で使ってみたい、鉄道分野でのシーリングについて話を聞きたいなど、どんなことでもお気軽にお問い合わせください。