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耐火試験

耐火試験

万が一の火災発生時には、お客様の設備が危険にさらされます。 Roxtec の電線・パイプ貫通部は防火性能が実証されている製品です。

Roxtec の耐火試験設備は、製品開発および事前認証のプロセスにおけて重要な役割を果たしています。 試験体は、現実的な環境を再現してシステム全体として試験される必要があるので、Roxtec の試験・認証エンジニアと試験技術者は厳正に準備を行います。

Roxtecでの試験 - 防火試験

耐火試験には、図面から構造、断熱材に至るまで、あらゆるものが必要になります。 試験体は、垂直の壁や隔壁、水平の床や甲板に取り付けられ、試験炉に設置されます。 試験体の至るところに熱電対が取り付けられ、制御室のコンピューターに接続されます。 お客様か船級協会の代表者が立ち会いをする場合は、試験開始前に観察プラットフォームに招かれます。

遮炎性能と断熱性能の検証

試験は、一定時間の間、シールが遮炎性能と断熱性能を維持できるかどうかを検証するために行われます。 火が通り抜けたり、非加熱側で高温ガスが発火すれば不合格です。 よくある耐火要件は A-60 で、これは 1 時間の耐火と試験開始からの最大温度上昇 180℃ を意味します。

有用な結果

温度は、厳格な規定に従い何箇所もの場所で測定されます。 結果は直接記録され、コンピューター画面に表示されます。 試験体の温度が下がったら詳しく検査を行います。 漏れ経路が無いか、極端な熱や高温ガスが発生した形跡が無いか、両面ともチェックします。
結果はグラフと画像で表示され、お客様とエンジニアの両方にとって役立つ情報となります。

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