1. ナレッジ・ライブラリ
  2. シーリングの課題
  3. 電気安全性のためのベストプラクティス

電気安全性のためのベストプラクティス

ケーブルの等電位ボンディングに関する解説

電気安全性のためのベストプラクティス

等電位ボンディングの効果は、方法により異なってきます。 高周波のノイズから保護する従来型の工法では、遮蔽区画に38%のノイズが侵入していましたが、最新の工法なら1%以下に抑えることができます。 この試験結果は、APTEMC 社の José Claudio de Oliveira e Silva 氏が執筆したホワイトペーパー「Diverting unwanted currents from your electrical installations (電気設備へ侵入する不要な電流を逃がす)」に詳しく記載されています。

ホワイトペーパーをダウンロード

本ホワイトペーパーでは、ケーブルの等電位ボンディングは建物や設備機器への引込口で、そしてシールド構造に入るケーブルはその引込口で効率的にシールド処理することの重要性を強調しています。 また、落雷が電気機器の故障原因となることが多いため、電気設備へ侵入するサージ電流を逃し、その被害を低減させることの重要性についても記述しています。

効果的なボンディング

ホワイトペーパーでは、等電位ボンディングの効率を測るために様々な構成の試験体で実施した試験の結果を紹介しています。 その構成のなかには、「ピグテール」などのケーブルで外部接続したタイプ、そして、ケーブルのシーリング、等電位ボンディング、接地が行える Roxtec BG™ ソリューションを使ったタイプがあります。 シールドされたキャビネットの配線引込口でケーブルを適切にボンディングした Roxtec BG™ ソリューションの試験では、その高い性能効率が実証されました。 この試験は、Roxtec BG™ シールの部品としての性能を評価することが目的ではなく、適切なボンディング処理を施すことでケーブルから伝導された不要な電流を効率的に逃せると証明することでした。

Roxtec ソリューションによるケーブルのボンディング効率は99%を超えています。

試験結果の重大な違い

「ピグテール」を使用した従来型接地方法でのボンディング効率は、約62%という結果が出ました。 ところが Roxtec ソリューションでは、99%を超えるケーブルのボンディング効率でした。 試験結果が示しているのは、ボンディングの効果はその処置方法に強く依存するのだということです。

ホワイトペーパーをご覧ください。ケーブル毎にボンディング処置を施し、インピーダンスを低く抑えることの重要性を解説しています。

ダウンロード

ダウンロードをご希望の方は、フォームをご記入ください。

ありがとうございました!

直ぐにメールにてご連絡いたします。


Roxtec

更新済み: