床施工技術の向上

Roxtecの設備投資部門マネージャーであるMike Sosbeは床施工の専門家です。何百人ものプロたちに適切な施工テクニックについて教えるための研修クラスを数え切れないほど実施してきました。

施工研修

Sosbeは役立つヒントを喜んで教えてくれます。
「まず第一に、シーリングシステムかどうかに関わらず、床施工の実施は難題と言えます。重力は施工をさらに難しくするので、研修、最適なツールやサポートがないと、施工に苛立ちを感じるかもしれません。私は現場での無償の施工研修をすすめています。Roxtecのソリューションは他社とは異なっていますが、難しいと感じる必要はありません。説明に一時間をいただければ、施工時間短縮につながり、苛立ちを回避できることでしょう」。

迅速かつ高品質な組立作業の実現を支援するため、現場での施工アドバイスとトレーニングを世界中で行っています。

ヒントと施工テクニック

水平方向に施工する時、Mike Sosbeはシーリングモジュールを一つずつフレームに入れるのではなく、モジュール半体の一列を一度に入れます。ケーブルとパイプに合わせてモジュールのレイヤーを剥し、潤滑剤を塗ります。半体一列をすべてフレームに収めます。その後、ケーブルやパイプを貫通部から通して敷設し、対になる半体の一列を上に収めます。

「こうすることでコンポーネントの落下を防ぐことができ、安全に施工ができるのです。」とMike Sosbeは言います。「施工の準備をした後、私はいつもモジュールの空箱の中に使用するモジュールを正しい順番に並べるようにしています。すべてのモジュールが順序正しく箱に準備できているので作業が早くなります。」

もう一つのヒントはケーブルストラップを用いる方法です。モジュールを収める前に、開口部からケーブルを手繰り寄せて固定しておけば、さらに作業をし易く進めることができます。

ツール

Mike Sosbeは、床施工を上手く完了させるための3つのRoxtecツールをすすめています。

• ステイプレートクランプを使えば、施工中にステイプレートを所定の位置に固定しておくことができます。
• アルミニウム製ののプリ・コンプレッション偏心ツール（小）、またはスチール製のプリ・コンプレッション・ツール（小もしくは大）を使用すると、モジュールを押し付けることができ、次の列のスペースを容易に作ることができます。
• 最後に、プリ・コンプレッション・ウェッジ１２０です。十分なスペースがなく自由に腕の力などを活用できない場合は、このツールを使えばRoxtecウェッジを挿入するスペースを作ることができます。