ブラジルのMRS Logistica社は、鉄鉱石輸送のため、より高速で優れたラック機関車を必要としていました。 そこで、スイスのシュタッドラー・レール社は、これまでで最も強力な電気ラック機関車を設計しました。 この成功にはRoxtecも貢献しています。カスタマイズ版のケーブル貫通部シールRoxtec CF 24 F1を提供し、埃や湿気からの保護を実現しました。
ケーブルシールは、運転室の厚い鉄鋼構造と電気コンバーターのハウジングのケーブル貫通部に取り付けられています。 機関車が運行する環境は湿度が高く、鉱山からの塵で満たされています。このような過酷な環境から電気機器を保護すると同時に、運行と物流の両方を回し続けなければなりません。
完璧にフィット
シュタッドラー・レール社の技術プロジェクトマネージャーであるMichael Burger氏によると、今までの経験から判断し、Roxtecシールの柔軟性を活用することを選んだそうです。
「以前、特注案件でRoxtecシールを採用して成功しました。 今回の機関車にもRoxtecが完璧に合っています。 この特注案件でも成功できるよう、特別なサポートを受けることができました。」
「ケーブルグランドより優れている」
電気技術チームのリーダーであるHansruedi Weibel氏は、この機関車にシールを施工した担当者です。
「問題は全く起きませんでした。 「ケーブルグランドをいくつも使うのと比べ、シールを1つ使うだけなので作業がはるかに簡単です。」
長期的なソリューション
5 MWのラック機関車 He 4/4のシリーズ7台はすべて新しいものです。 既存の機関車に取って代わり、少なくとも30年間運行します。 Roxtecのシールは、一度密閉したシールを開き再密閉できるので、メンテナンス時やケーブルを追加してアップグレードする際に作業を簡素化できます。長期的に見ると、この特徴がサービスチームにとって大きなメリットとなります。
Roxtecを選ぶ理由
- 防塵
- 水密
- 優れた面積効率
- 簡単施工
- ケーブルグランドの代替として完璧
Project facts
プロジェクト
鉄鉱石輸送用の電気ラックおよび粘着式機関車の設計と製造
事業者
MRS Logistica社
設計/エンジニアリング/製造/電気施工
シュタッドラー・レール社
用途
運転室とコンバーターのハウジングの電気制御および電源ケーブル貫通部のシーリング
シーリング要望
IP 66/67、EN-45545