世界最大出力の潮力タービンのシール処理

Orbital Marine Power 社は、スコットランドの革新的なエンジニアリング企業です。潮流からエネルギーを生み出すタービン技術の開発に注力しています。 同社の浮体式潮力タービン O2 は、オークニー諸島沖の欧州海洋エネルギーセンター (EMEC) で 2021 年に稼働を開始しました。 この設備は、潮流速度が秒速 3m/s を超えることもある Fall of Warness に位置する EMEC のサイトに係留されています。毎年 1,700 戸以上の英国の家庭にクリーンで持続可能な電力を供給します。

安全性と効率性

Roxtec シーリングソリューションは、タービンの制御システムを保護し、運用信頼性を確保するのに役立っています。 Roxtec 貫通部は、電気制御や計装の配線がタービン船体の区画を通過する貫通孔や、ナセルとピッチングハブの間に防塵・防水シールを形成するために使用されています。

Orbital 社のチームは、ウェブベースの設計ツール Roxtec Transit Designer™ を利用して、プロジェクトの計画・設計と施工工程で作業時間を短縮しました。 本ソフトウェアのおかげで、同社の設計担当者はタービン内の配線・配管貫通部の詳細図を素早く簡単に作成することができました。

パートナーシップへの評価

同社の CEO である Andrew Scott 氏は、「Roxtec のようなサプライヤーの専門知識、理解力、実証された能力を利用できたのは素晴らしいことでした。仕事が進めやすくなり、私たちの製品品質を向上させることができるので、O2 用のソリューション開発には Roxtec との関係をぜひ継続していきたい」と話します。

Roxtec の貫通部は過酷な海洋環境に耐えます。 この製品はコスト効率の向上を実現できるようデザインされ、複数の異なる外径のケーブルをより少ない貫通孔に通し密閉できます。 この柔軟なデザインのおかげで、施工作業が素早く終わり、将来のメンテナンスや更新工事の時間とコストを節約することができます。

Roxtec が選ばれる理由

• オンライン設計ツール
• 様々なリスクに対する認証された保護
• 一つの開口部に複数の配線と配管が可能
• さまざまな外径のケーブルやパイプにフィットする柔軟性
• 更新やメンテナンス作業のコスト効率向上