ドイツのゲルゼンキルヒェンにあるSchalker Eisenhütte Maschinenfabrik社は採鉱機関車にRoxtecのシールを採用しました。
Schalke(Schalker社の通称)は、鉱山所有会社であるLKAB社と協力し、スウェーデン北部の鉄鉱石鉱山向けのユニークなトロリー線機関車を開発しました。 この機関車は、地下1,365メートル、湿気と埃が多い非常に過酷な環境の中で運行します。そのため、設計者は車内の重要なケーブル貫通部をすべてRoxtecシールで保護することを選びました。 信頼性の高い連続運行を維持するために、繊細な機器を鉄粉塵から保護することは必須でした。
最高のシーリングソリューション
Schalkeは長年、さまざまなプロジェクトで多くのシーリング製品を試してきました。 同社のエンジニアは、「Roxtecよりも効率的にシールする方法はない」と結論づけました。
今回の場合、かなり狭い作業スペースしか残っていない機関車内で、ケーブル貫通部をしっかり密閉しなければなりませんでした。 Roxtecは、狭いスペースでも信頼できるソリューションを提供できます。
便利な柔軟性
機関車はドイツで製造され、出荷前に各部品に分解されます。 スウェーデンに到着後、地下で組み立てられます。 そのため、一度密閉したシールを開き再密閉できる特徴を持つケーブルシーリングこそが実際に使いやすいソリューションなのです。
ケーブルグランドよりも優れた仕様
SchalkeのKai Krolik氏がシールの施工を行いました。 彼はすぐに慣れて、柔軟なシステムのメリットを生かし、各開口部に多くのケーブルを配線することができました。
「ケーブルグランドを使う場合、工具用のスペースが必要でした。 Roxtecの施工は、もっと素早く簡単です。」
Roxtecを選ぶ理由
- 優れた面積効率
- 迅速で簡単な施工
- シールの開封・再密閉が可能
- 優れた防塵性能
- 信頼できる湿気バリア
Project facts
プロジェクト
鉱業向けの大型機関車の設計と製造
事業者
LKAB (Luossavaara-Kiirunavaara Aktiebolag)社
設計/エンジニアリング/製造/電気設備
Schalker Eisenhütte Maschinenfabrik社 (通称 Schalke)
用途
機関車全体の電気制御および電源ケーブルのシール
シーリング要望
IP 66/67、EN-45545、防塵
ロクステック製品
本プロジェクトで採用さたシーリングソリューション: