Roxtecのシーリングソリューションは液化天然ガスを動力源とする原油タンカーに使用されています。
Hyundai Samho Heavy Industriesは、ロシアのSovcomflotが発注した世界初LNG動力の114KタンカーにRoxtec RSシーリングソリューションを採用しました。LNG推進はこれまで小型および中型の船舶に採用されていましたが、今回初めてこのコンセプトが大型船舶に採用されました。この船はShellがチャーターし、Green Funnel Projectが運用します。
著名な造船所
世界で4番目の造船能力を誇るHyundai Samho Heavy Industriesは韓国の全羅南道霊岩郡三湖邑にあります。Hyundai Heavy Industriesの関連企業で、国を代表する造船所であるだけでなく造船および海洋技術において世界的なリーダーとしての役割の一端を担っています。造船所で使用されるすべての製品はビューローベリタス韓国による認証を受けています。
RMRS(ロシア船級協会)による認証
ロシアの船舶オーナーであることを踏まえて、Hyundai Samho Heavy IndustriesはRMRS(ロシア船級協会)の要件に従って船を建造する必要がありました。Roxtec貫通部製品は既にRMRにより承認されているので、造船所はこの課題に対応することができました。
迅速かつ手厚いサポート
造船業で長い期間実績のある既存製品に固執せず、新しいソリューションを採用することは容易でない場合があります。部材や日常業務の変更はさまざまな部門の同意と協力が必要になります。Roxtecは耐火性、防水性、気密性、温度耐性、防爆性、耐久性のレポート、認証およびソリューションに関する情報を提供して支援することにより、関連する部門の信頼を勝ち得ました。
Roxtecを選ぶ理由
- すべての主要な分類協会の認証を取得済み
- 選択したRoxtecソリューションのA-0等級断熱材が不要
- お客様に合わせたシーリングソリューション
- 専門技術と専門分野のサポートチーム
プロジェクト概要
プロジェクト
Hyundai Samho Heavy Industriesが建造した世界初LNG動力の114Kタンカー
プロジェクトに関わった企業
Sovcomflot – 船舶オーナー、Hyundai Samho Heavy Industries – 造船会社、Shell – 海運貨物取扱業者
用途
キャビン前壁の1階および2階に使用された貫通部シール
シーリング要望
防水、気密、耐火、防爆