「Roxtec のソフトウェアは素晴らしい」

「Roxtec Transit Build™ は素晴らしいアプリケーションです。 少なくとも 50 %、場合によってはそれ以上の時間短縮が可能です」と、Team Electric 社のチームリーダーである Kaupo Sobko 氏は話します。

Kaupo Sobko 氏は、スペインでのクルーズ船建造で配線貫通部の施工を担当しました。 プロジェクト完了まで間近に迫っていましたが、彼は勇気を持って新しいツールである Roxtec Transit Build™ を試してみました。 その理由は、配線貫通部の施工から品質確保、登録までを素早くデジタル化することで、当初の予定に間に合わせることができる可能性を感じたからです。

「とても使いやすいですね。 システム全体を理解するのに1日しかかかりませんでした。 私はこのデジタルツールにとても満足していますし、私の施工チームも同じです。 Roxtec Transit Build™ のおかげで、配線貫通部を正しく見つけることができますし、検査の準備もしやすくなり、検査官と情報を共有するのがとても簡単になりました。」

オンライン上での情報共有

Roxtec Transit Build™ を利用することで、Kaupo Sobko 氏は各配線貫通部の状況報告をソフトウェアへ送り、配線貫通部の登録台帳をデジタルで確立することができました。 すべての情報は、施工担当者や検査官とオンラインで簡単に共有することができます。 この船舶建造中に、検査当局が完全な配線貫通部シールシステムの登録を義務付けましたが、ツールのおかげで問題はありませんでした。

事務作業の省力化

デジタルツールを使ったやり方に出会う前は、Team Electric 社では図面や紙を印刷し、どの配線貫通部を作業すべきか特定していました。 現在では、各配線貫通部に QR コードと作業記録が保存されています。

「現場で携帯電話のアプリを使って配線貫通部の位置を確認し、QR コードを読み取るだけで作業に必要な情報を得ることができます。素晴らしいことです。 また、コンピュータ上の図面で、配線貫通部の完全なリストとそれぞれの状態が表示されて概要を確認できるのも便利ですね。」

コミュニケーションの簡素化

Roxtec Transit Build™ は信号のような色分けで状況を分かりやすく表示します。配線貫通部が未処理か、是正措置が必要か、検査の準備ができているか、引き渡せる状態かが色でひと目で分かります。 Kaupo Sobko 氏は、すでに周りの施工業者にも Roxtec ソフトウェアの利用を勧めています。

「ユーザーは多ければ多いほど良いと思います。 造船所には言語の壁がありますが、今は誰もがスマートフォンを使えるので、コミュニケーションの問題を解決するのにも役立つかもしれません。 私は今後のプロジェクトの多くで、配線貫通部を管理するためにこのアプリケーションを必ず使用します。」