1. 会社概要
  2. 成功事例
  3. ノルウェーの生命科学施設での保護

ノルウェーの生命科学施設での保護

Roxtec シール、オースキャンパスの高い安全性確保に貢献

ノルウェーの生命科学施設での保護

ノルウェー生命科学大学とノルウェー獣医学研究所は、オスロ近郊のオースキャンパス (Campus Ås) に研究と教育の拠点として新たに8つの建物を建設し、その規模を拡大しています。 防火処置の施工を担当した Byggimpuls 社は、Roxtec の配線・配管貫通部シールを採用しました。

オースキャンパスの工事はノルウェー最大の建設プロジェクトの1つです。 増築部分の面積は63,100㎡、2,400部屋で、そのうち18,000㎡がテクニカルルームとなります。 この施設は、ノルウェー政府の不動産開発アドバイザーである国有建造物管理局 (Statsbygg) により管理されています。

オースキャンパス (ノルウェー)

重要な課題

新しい建物には、講義室から15,000㎡の研究室、未知の病気の研究のための封じ込め室まで、あらゆる設備が完備されています。 食品、健康、環境、天然資源の持続可能な利用まで、幅広い分野の革新を生むための研究拠点となります。 このような施設の運営には、火、ガス、水、そして有害な粒子からの保護が必要になります。

キャンパスの保護

最先端施設であるオースキャンパスは、何千人もの研究者や学生、そして多数の動物を収容します。 汚染のリスクを回避し、作業環境全体の安全を確保する必要がありました。 まず、汚染区画を他から隔離する高度なソリューションが必要となりました。さらに、研究室と封じ込め室で使用される部品は全て、洗浄用の強い燻蒸剤への耐性も求められました。 そして、実験設備の保護も欠かせない条件でした。

緊密なサポート

Roxtec の担当者は、設計エンジニアと現場施工担当者の両方をサポートしました。 このプロジェクトでは標準品だけでなく、高レベルの要求を満たすためにカスタマイズしたソリューションも提供しました。 現在このオースキャンパスでは、壁、床、機器設備を貫通する配線、金属配管、プラスチック配管用の開口部1000箇所以上に、Roxtec 貫通部シールが使われています。

「私たちは、このオースキャンパスで1年以上にわたり Roxtec シールを施工してきました」と Byggimpuls 社のチームリーダーであるSebastian Krzemien 氏は話します。 「シールは確実に機能し、非常に優れた品質で施工できています。 Roxtec シールを使用したプロジェクトがノルウェーで増えることを願っています。」

Roxtec シールのおかげで高品質の施工ができました。
Byggimpuls 社 Sebastian Krzemien 氏

Roxtec が選ばれる理由

  • 認証された保護性能
  • 素早く簡単な施工作業
  • プロジェクト全体での技術サポート
  • 様々に異なる外径の配線や配管にフィットする柔軟性
  • 特殊要求に応えるカスタマイズソリューション

クリーンルームなどの高度科学施設向けの Roxtec ソリューションについては、こちらをご覧ください。 

Project facts

プロジェクト

ノルウェーの生命科学施設オースキャンパスの建設

プロジェクトに関わった企業

事業主 - 国有建造物管理局 (Statsbygg)、防火処理施工業者 - Byggimpuls 社

用途

壁、床、封じ込め室の配線・配管貫通部シール処理

シーリング要望

防火、気密、水密、燻蒸剤への耐性

Roxtec 製品

Roxtec RS、RS PPS/S、Hシール、Roxtec R、GHフレーム、特注スリーブ