Roxtec の貫通部シールは、Dong Energy 社の Burbo Bank 洋上風力発電所の変電所内にある数百もの配線・配管貫通部を密閉するために使われています。 変電所の建設会社 ENGIE Fabricom 社は、Roxtec の貫通部製品を採用することで保護性能を最大限に引き上げ、運用信頼性を確保しました。
「Roxtec なら、100% 安心できます」
「海上の大気を遮断することが課題でしたが、 Roxtec ならすべてを制御できます。そして、万が一火災が発生した場合でも、各部屋は確実に仕切られていて100%安心できます」と、ENGIE Fabricom 社の Willy Martens 氏 (Area Sales Manager) はコメントしています。
Roxtec のシーリングソリューションは、火、ガス、水から保護するために変電所の至る所で使われています。
貫通部シールは、高電圧電力ケーブルのほか、制御盤の中や、信号ケーブル、光ファイバーケーブルに使用されています。
また、空調設備から消火システムのパイプまで、幅広い配管貫通部にも使われています。
「Roxtec のような優れた製品があれば、メンテナンスや保証期間について心配する必要はありません。 システムや変電所に水が浸入したという連絡は、今までに受けたことがありません」と Willy Martens 氏は話します。
隅々にわたる高品質
Burbo Bank の洋上変電所は、ベルギーの Hoboken に建てられました。 リバプールの沖合に建てられた32基の風力タービンから電力を集め、今後25年に渡り再生可能エネルギーを供給する予定です。 そのため、運用信頼性を確保することが非常に重要です。 風力タービン32基の発電所が停止すれば、発電のロスだけで数十万ユーロもの損失になります。 ヘリコプターと技術者の手配にも高額な費用が発生します。そして、メンテナンスに向かうのに、海象の静穏期を捉えることが何よりも困難な課題なのです。
ENGIE Fabricom 社は、将来のニーズや増設配線に備えるため、Roxtec 貫通部を施工する際に50%の予備スペースを確保しています。