Carometec社は、食品業界向けのステンレス製タッチパネルの筐体にRoxtecケーブルシールを使用しています。
Carometec社は、防塵性と水密性に優れたソリューションを探していました。しかも、毎日の高圧ホースでの高温洗浄に耐えうる、衛生面からの高い要求に応えられるものが必要でした。 さらに、ケーブルの交換や追加を簡単に行えることも条件でした。
確かなシーリングソリューション
「このタッチパネルは、3年以上にわたり毎日高圧ホースで洗浄されてきました。100barを超える圧力で80°Cの温水と洗浄剤を使っての洗浄です。 ですが、水や湿気の浸入に起因する問題は経験したことはありません」とCarometec社のCEOであるHenrik Andersen氏は話します。
非常に高い要求
Carometec社は、ステンレス鋼の筐体に収めたタッチパネルを食肉処理場向けに製造しました。食肉処理ラインのなかでも一番汚れやすい場所で使われるものです。 完全に殺菌する必要があるため、衛生に関する要望はとても厳しいものでした。
メンテナンスに柔軟に対応
R&DマネージャーのThomas Lauridsen氏は、頑丈な筐体に電気配線をする際の課題について説明をしてくれました。
「完全な防塵性と防水性を備えたソリューションを見つける必要がありました。しかしそれと同時に、可能な限り食肉処理ラインからパネルを取り外さなくてもケーブルの交換と追加ができることも必須でした。 この課題は、Roxtecのケーブルシールを採用することで解決できました。現在では、このシールを筐体の不可欠なパーツとして使用しています。」
このRoxtecシール付きのパネル筐体は、EN 60529(IP 69K)規格に基づきに認証されています。
Roxtecを選ぶ理由
- 認証された保護
- 耐圧性
- 使いやすさを追求した仕様
- 何度もシールを開いて再密閉できるソリューション
- 将来の予備スペース
Project facts
プロジェクト
食品産業向けタッチパネルの製造(デンマークのヘアレウ)
機器メーカー
Carometec社
用途
タッチパネル筐体のケーブル差込口のシーリング
シーリング要望
防塵性と防水性
ロクステック製品
本プロジェクトで採用さたシーリングソリューション:
Roxtec R 貫通部
限られたスペースで複数のケーブルとパイプの周囲を密閉するための円形貫通部です。
既存のスリーブでの施工用