1. 会社概要
  2. 成功事例
  3. Baltic II 洋上風力発電所

ジャケット式およびモノパイル式基礎に採用された配線・配管貫通部シール

ジャケット式およびモノパイル式基礎に採用された配線・配管貫通部シール

Baltic II 洋上風力発電所は、ドイツとデンマークの企業によって建設されました。 Roxtec 配線・配管貫通部シールは、重要な役割を果たす電気設備を水と湿気から保護し、運用信頼性の確保に貢献します。

Roxtec ドイツと Roxtec デンマークは、プロジェクト関係者と共同作業をしながら2種類の異なる基礎に適したシーリング製品を検討し、標準品とテーラーメイド品を納品しました。 この共同作業こそが、プロジェクトを迅速かつ簡便に完了させた大きな要因です。 成功のもう一つの鍵は、こまめなフォローアップでした。

テーラーメイドのシール

風力タービンの基礎は、水深が 35m を超える場合にジャケット式、35m 以内の水深にモノパイル式が採用されます。 ジャケットの配線には、高品質な 1.4462 ステンレス鋼で特殊な H シールを開発しました。プラットフォームから下の室内設備への配線には、テーラーメイドの Roxtec H3-223 シールを開発しました。

配管周囲の密閉

トランジションピースでは、電力ケーブルはプラットフォーム下の鋼管を通して敷設されます。 パイプは Roxtec RS シールで密閉され、屋外のケーブルは特殊な鋼製金具を使った Roxtec R 複数配線貫通部で密閉されました。 気密デッキを貫通する換気システムの配管は、Roxtec RS シールで密閉されています。 水や湿気の侵入を防ぎ、トランジションピース内部の繊細な電力設備を保護します。

Project facts

プロジェクト

洋上風力発電所の建設

プロジェクトに関わった企業

Ramböll 社、EEW Special Pipe Constructions 社、Bladt Industries 社、SAM Electronics 社、L3 Communications 社

用途

ジャケット式およびモノパイル式基礎における配線・配管貫通部のシール密閉

シーリング要望

水密性