Baltic II 洋上風力発電所は、ドイツとデンマークの企業によって建設されました。 Roxtec 配線・配管貫通部シールは、重要な役割を果たす電気設備を水と湿気から保護し、運用信頼性の確保に貢献します。
Roxtec ドイツと Roxtec デンマークは、プロジェクト関係者と共同作業をしながら2種類の異なる基礎に適したシーリング製品を検討し、標準品とテーラーメイド品を納品しました。 この共同作業こそが、プロジェクトを迅速かつ簡便に完了させた大きな要因です。 成功のもう一つの鍵は、こまめなフォローアップでした。
テーラーメイドのシール
風力タービンの基礎は、水深が 35m を超える場合にジャケット式、35m 以内の水深にモノパイル式が採用されます。 ジャケットの配線には、高品質な 1.4462 ステンレス鋼で特殊な H シールを開発しました。プラットフォームから下の室内設備への配線には、テーラーメイドの Roxtec H3-223 シールを開発しました。
配管周囲の密閉
トランジションピースでは、電力ケーブルはプラットフォーム下の鋼管を通して敷設されます。 パイプは Roxtec RS シールで密閉され、屋外のケーブルは特殊な鋼製金具を使った Roxtec R 複数配線貫通部で密閉されました。 気密デッキを貫通する換気システムの配管は、Roxtec RS シールで密閉されています。 水や湿気の侵入を防ぎ、トランジションピース内部の繊細な電力設備を保護します。
Project facts
プロジェクト
洋上風力発電所の建設
プロジェクトに関わった企業
Ramböll 社、EEW Special Pipe Constructions 社、Bladt Industries 社、SAM Electronics 社、L3 Communications 社
用途
ジャケット式およびモノパイル式基礎における配線・配管貫通部のシール密閉
シーリング要望
水密性
Roxtec 製品
本プロジェクトで採用されたシーリングソリューション: